日本に戻ってからどうもEDCネタが遠くなってしまったが、思えば折り畳み傘も毎日持ち歩けばそれこそEDCだなと思ったのでひとネタ。いわゆる Urban EDC というものである。そういうジャンルもあるのですよ。
モノはこれ。小さくて軽くて素敵。重さは 119g しかない。
55㎝ のモデルは119gだが、ひとサイズ小さい 50㎝ だとなんと 100g を切る 99g 。
この軽さとサイズになると持ち歩くのに本当にストレスがない。大抵のカバンに場所を取らず入るし、カバンに 100g が足されてもほとんど重さなんて感じない。100g は今どきのスマホより軽くて、だいたいキュウリ1本くらいの重さ。
軽量化重視なので自動開閉だのの機構はないし、少し華奢な感じではある。特に下ろくろと上はじき(というらしい、開いた傘を止める部分)の強度はちょっと不安。広げるのも畳むのも少し手間だ。とはいえこれはあくまで非常用の傘、日常の利便性よりも携帯性という替えがたい長所がある。
普段使っている小型ショルダーバッグ、AS2OV BALLISTIC NYLON MINI SHOULDER 02 にスッと入ってしまうのは素晴らしい。これで 55㎝ 傘なので、さした時のサイズは普通に大きめの傘で、携帯傘にありがちな、傘が小さくて体が濡れてしまうみたいな問題はない。また華奢とは書いたものの普通の風雨程度で壊れる感じはなく、その辺は hands+ ブランドを付けているだけあってきちんとしている。
元々ミニマリストを自称しているので日常持ち歩くものは極力少なく軽くしたく、実際カバンの中は財布と e-book リーダー、多少の文房具くらいしか入っていないのだけど、この傘はそこに足すだけの価値があった。不意の雨でも慌てなくていいし、雨が降りそうな気配があるがまだ降っていない、なんて時に傘を追加で持っていく必要がない。ミニマリストの強い味方である。
ちなみに雨が降っている日はこれとは別の自動開閉折りたたみ傘を持って出かけている。これは本体重量 430g でそこそこ重い。その分だけ丈夫で1年以上使っていて今のところヘタってないし、自動開閉で畳むのも簡単。折りたたみ傘というよりは普通の長い傘の代替品である。吸水折りたたみ傘カバーとあわせて使っているので駅で畳んでカバーに入れてしまえば満員電車でも迷惑かけたりしない安心感があり、こっちはこっちで重宝している。